2017年11月14日

嵩上げ仕様のスコープマウントベースの作り方

嵩上げ仕様のスコープマウントベースの作り方
用意する材料
・厚さ1mmのABS板
・3×10mm、ピッチ0.5mmの皿小ねじ 4本
・瞬間接着剤
・エポキシパテまたは金属パテ

2mm嵩上げ仕様
まずABS板からスコープマウントベースの全長×高さ5mmのサイズで2枚(左右分)を切り出します。
切り出したABS板をスコープマウントベースの左右に瞬間接着剤で接着固定します。
ベースの側面、垂直部分に!
エポキシパテまたは金属パテでスコープマウントベースの前後面を塞ぎます。
ベースの内側、左右のABS板の接合部分をエポキシパテまたは金属パテで補強しておきます。
(内側全体を埋めてもOKです。その時はレシーバーとの固定用ねじの通り道穴は必ず開けておくように。)

★レシーバーとスコープマウントベース下面の断面を見れば判ると思いますが、水平ではなく円弧状になっています。
ノーマル状態のスコープマウントベースは下側(レシーバー側)がレシーバー上面の円弧ラインと同じ形状。
この状態から全体を2mm浮かす状態になるのでその対策をしないといけません。
スコープマウントベースの付け外しを考慮して、両側面、前後のレシーバーと接する部分の断面は同じ円弧状に必ず加工をします。

実質2mmを嵩上げ・・・このケースでは貼り付けたABS板の高さは6mmです。

嵩上げ仕様のスコープマウントベースの作り方
嵩上げ仕様のスコープマウントベースの作り方
嵩上げ仕様のスコープマウントベースの作り方

スコープマウントベースを前方へ延長する仕様
実質2mmを嵩上げ・・・このケースでは貼り付けたABS板の高さは6mmです。
嵩上げ仕様のスコープマウントベースの作り方
別途延長分用のスコープマウントベースを用意しておきます。
そのまま使う訳ではなく延長したい長さ分をカットしておきます。
ノーマルのマウントベースに延長分を瞬間接着剤を使って固定します。

ABS板からスコープマウントベースの全長+延長する部分の長さ。
延長する部分の高さは2mm、これは上記の画像のように側板を一体形状にすることで延長部分の折れ曲がりを防ぐためです。
あと、内側もエポキシパテまたは金属パテで前後のマウントベースの接合部分をまたぐように必ず水平に埋めること。

延長した部分にスコープマウントリングをセットしない限り、あと、意図的に上下あるいは左右から力を加えない限りはポキリと折れる心配はないかと思います。
スコープをセットしたらなんの加重もかからない部分ですから。

★スコープマウントベースとレシーバーを連結固定するねじ4本、3×10mm、ピッチ0.5mmの皿小ねじで上記の画像のは使っています。





Posted by 隠居親父 hirosightjp at 21:32│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。